【書籍レビュー】病弱探偵 – 岡崎 琢磨

今の私にピッタリなタイトルw?
…病弱ではなく、術後の謎の痛みに耐えている状態なんですけどねw



が、この本を読んだのはまだ手術が決まる前、虫垂炎になる前です。
読書の秋と呼ばれる2017年の10月くらいに読んだ本ですw

が、下書きがなぜかバッチリ書いてあった(偉い!)ので、自分が読んだ本という備忘録のためブログで公開しておきますw
最初のところは後で追加しましたけどねw


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今回読んだ本と選んだ理由

今回読んだ本は『病弱探偵』という本です。



この本を選んだ理由はズバリ!!
病弱探偵というタイトルのみwww

探偵物が好きなんですよね。
…もっと有名なものを読めよ! という話もありますがw

さて、『病弱探偵』。表紙も含めて完全に予想できる内容ですが、どのように話が展開されていくのかなと思い手にとりました。

自分が思っているものと違っていたらそれはそれで驚きですが、結果的にほぼ思った通りの内容でしたw


簡単な本の紹介

短編が6本収録されています。
主人公は2人で、病弱な女子高生めちゃくちゃ元気な男子高生のお話。

学校生活で起きた謎を、男子高生の”山名井ゲンキ”が、病弱な女子高生”貫地谷マイ”に話して話が進んでいきます。


…もう、名前の付け方が完全にラノベというか遊び心満載で書かれた感じがしますw


病まない ( やまない ) + 元気 ( げんき ) = 山名井ゲンキ ( やまないげんき )
患者 ( かんじゃ ) +病 ( やまい ) = 貫地谷マイ ( かんじやまい )


短編6本とも同じような流れでストーリーが進み、スッキリ(?)と解決して終わる~といった感じです。

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感想

正直探偵物としては、内容が薄っぺらいかなと思いました。
謎もそこまで華麗に解いているといったようなこともなく(´・ω・`)

ただ、忘却探偵シリーズに似通っていると感じました。



忘却探偵シリーズはちょこちょこ笑わせてくれ、それなりに楽しみながら読めたのですが、

話が冗長だったので、途中で飽きてしまいましたね(´・ω・`)


最後まで読み切りましたけどね!
短編であることが原因だと思うのですが、そこまでびっくりするような仕掛けを盛り込めなかったのかなとも感じました。


病弱縛り=謎を自分で確認出来ないというのが読みどころだと思うのですが、、、そのメリットを活かしきれていないかなと感じました。


総評

総評です!

読みやすさ:★★★★
ボリューム:★★
同一著者の作品を読みたい度:★★
総合評価:★★★


総合評価は★3つです!

読みやすさはバッチリ、中高生でも全然読める感じでサクサク読めます。
が、ボリュームというか、内容というか話の進み方が個人的には合わなかったんですよね。


また読みたいなとあまり思いませんでした(´・ω・`)

むしろ短編ではなく、この設定で300ページ位で1話くらいのボリュームで読んでみたいかなと感じました。

この本をオススメしたい人

病弱探偵を読んで欲しいなと思う人達は…
  • ラノベ的であっさりとしたミステリーを読みたい人
  •  忘却探偵シリーズが好きな人
です。

病弱探偵はかなり読みやすい小説だなと感じました。
なので、普段ラノベメインで読んでいる人や、ちょっとしたミステリーを読みたいという人にはオススメです。


私のように何かちょっと合わないな…と思うかもしれませんが(´・ω・`)


そして忘却探偵シリーズが好きな人向けですかね。
話の展開は結構似通っているかなと思いました。

が、個人的には忘却探偵シリーズのほうが好きですけどねw

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気になった人は読んでみてくださいねー!

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