この言葉はここ数年で生まれた言葉だと思います。
サイバーはほぼ目に見えません。
わかりやすいものもある(コンピューターウイルスとか)んですけどねw
ネット上の戦争は一般人はいつ攻撃されたのか、どうやって守ればいいのかがわからないのが難しいところです。
せめて自分の使うPCにセキュリティソフトくらいは入れておきたいですね。
私はnuro光を契約していますが、nuro光は、本来有料であるカスペルスキーのセキュリティソフトが付いてきます。
単体で購入すると結構高い。
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しかも毎月5000円で快適な回線なのでかなりお薦めですよ!
かなりお勧めなので、こちらにも書いています。
少し古くなってきたので、また近いうちに書きますね!!
今回読んだ本と選んだ理由
というわけで今回読んだ本はこちら!「サイバー戦争の犬たち」です。
タイトルがやばそうですよねw
早速ですが、この本を選んだ理由ですが、、、かなりしょうもないですw
一言で行ってしまうと、偶然目に入ったからw
というわけで、タイトルに惹かれたというわけです。
「サイバー戦争の犬たち」ってタイトルってなんとなく想像できませんか?
サイバー戦争に駆り出される働かされる人みたいな…しかもその人はブラック企業のようなイメージ。
まぁ…読んだ結果少し違ったのですが、タイトルを見て読みたいと思ってしまい手に取りました。
私自身SEで、同じような畑で仕事しているのでなにか得られるものはあるかなと思いつつ。
簡単な本の紹介
サイバー戦争というのはインターネットを使った戦争です。昔というか、歴史で習う戦争とは物理的に戦車や戦闘機が出てくるのですがサイバー戦争は、いわゆるクラッカー達がインターネット上で攻撃を繰り広げることです。
で、この本はというと、米国のサイバー軍事企業と日本のクラッカー(契約社員)が対戦するというストーリーです。
主人公は昼は契約社員として会社勤務をしつつ、夜はインターネットを使った裏稼業をしていました。
裏稼業とは、インターネット上で依頼を受け復讐したり、個人情報を調べウイルスに感染させて攻撃したり。
ところが、ひょんなことからサイバー軍事企業と戦うことになってしまったのです。
個人 vs 軍事企業のサイバー戦争ストーリーです。
…犬たちという表現は読み終わったあともわかりませんでしたがw
感想
読み終えて思ったことは…意外と面白かった!ということです。正直なところあまり期待せず読んでいたのですが、私が思ったよりもかなりしっかりと書かれたものでした。
思ったよりもしっかりと書かれていることに驚いて著者を調べてみると、サイバーセキュリティ情報サービス事業をしていた人とのこと。
そりゃ詳しいわけだと思いましたw
サイバー攻撃についてかなり詳細に記載してあり、フローなどが目に浮かび、とてもわかり易く書かれていました。
わかりやすいといっても、普段ある程度セキュリティに詳しくないと読むのが大変かもしれません。
私自身、業務として脆弱性やあるデバイスのセキュリティについて調査したことがあるので、スムーズに読めたということもあります。
そういう意味では、読む人を選ぶ本だとも思いました。
また、非常に詳しく易しく描かれている分、少し単調かなと思ったりもしました。
総評
総評です!読みやすさ:★★★
ボリューム:★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★
総合評価:★★★★
総合評価は★4つです!!
私自身が興味をもっていることについて書かれているので最後まで楽しく読むことができました。
ただ、ちょっと説明過剰な部分と、なくてもいいと感じるお色気ががちょっと多くて残念。
お色気要素が多く、それが別に伏線になるわけでもなかったので、その描写が出てきた時は結構読み流していたりw
ただ、話全体としては楽しく読むことができました。
昨年11月発刊ということもあり、新しい情報を多く盛り込んであるというのもよかったですね。
この本をオススメしたい人
この本を是非読んで欲しいと思う人は、- インターネットセキュリティに興味のある人
- サイバー戦争とはなんだろうと漠然と思っている人
読んでいてかなり楽しみながら読むことができそうです。
ところどころ非現実的なことが出てきますが、意外と現実的なところも出てきて想像しながら読むと楽しめます。
また、そもそもサイバー戦争ってどんな戦争なのか想像できない人。
ネットを使った攻撃でなんで個人が被害を受けるのか想像できない人にとっては、
「へぇーーそういったのがサイバー戦争なんだ」
ということがふわっとわかると思います。
私自身、応用情報処理技術者という資格を持っています。
正直、ITの資格を持っていなくても全然読み通せる内容かなと思いました。
IT、特にセキュリティ関係に興味のある人は読んでみたらいかがでしょうか。