【書籍レビュー】叙述トリック総集編 – 似鳥 鶏, 石黒 正数

書籍レビュー!
じわりじわりと遅くなること約一年、、、これからも遅くなりますよw

今回は何度か読んだことのある作者の本を選びましたよー!

今回読んだ本は、2019年03月13日に読了した本です。
現状、レビューで残っているのが13冊という状態です。


最近は全く読めていないので、一応消化できているといってもいいかもw
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今回読んだ本と選んだ理由

というわけで今回読んだ本はこちら! 叙述トリック総集編です!
今回は完全に著者さんで選びました。


というのも、前回も似鳥鶏さんの本を読んだときに、自分にあってるなぁと思ったからです。
【書籍レビュー】レジまでの推理 本屋さんの名探偵 - 似鳥 鶏
今回のレビューは、推理小説です。 もう数年間レビューしているのですが、やっぱり好みのジャンルが多くなってきますねw 新しい分野も少し開拓していこうとは思っているのですが、、、やっぱり偏る。。 まぁ、、、読みたい本を読むのが一番だと思っていま...
今回は「叙述トリック」のみの短編集です。


叙述トリックとは、
読者の先入観や思い込みを利用し、一部の描写をわざと伏せたり曖昧にぼかしたりすることで、作者が読者に対してミスリードを仕掛けるトリック
です。 本のタイトルとして、


叙述トリックを使って書いているよ!



と書かれているので、色々想像しながら、また常に文章を疑いつつ読むことにしました。

簡単な本の紹介

というわけで叙述トリック総集編の紹介ですが、、、これなにを書いても全部ヒントになってしまいそうで書くのが難しいですw

本を読んでいるのに常に何に騙されているのかどんなオチがあるのかを考えながら読むので思ったよりも疲れますw


全部で多分6話…だっけかな(´・ω・`)

というほど一話一話は印象が薄くあまり頭に残らない(´・ω・`)
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感想

まず、、主人公やの登場人物の名前の付け方がひどいw


名前が変! ってなところに意識が行ってしまいました。


この本の面白いところとしては最初から作者が叙述トリックを使うと書いてあるということがそもそものヒントとして出されているので、常に考えながら読むと楽しめるかなと思います。    

総評

読みやすさ:★★★
ボリューム:★★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★
総合評価:★★★★


総合評価は★4つ!


全体を通して割と楽しめました。
叙述トリックと書いてあるのですが、答えを聞くまで全くわかりませんでした(´・ω・`)


推理力ゼロw

前もって言われているにもかかわらず…。



なんかズルい!

言っちゃダメなんだろうけどズルいw



絶対に見破ってやる! という気持ちで読むと悔しくなるので、ぼけーとして読んで、最後にへぇーと納得するような読み方だと楽しめるかなと思います。


ただ、叙述トリックに重きをおいているせいか少し読みづらいと感じてしまったのも事実だったりします。


いつもと違う種類の推理小説だったので楽しく読むことができたのは間違いないです。
読む時間としては普通の小説よりも少し時間がかかりました。。。


読み返す時間が多かったからというのは言うまでもありません(´・ω・`)



…バッチリ作者の術中にはまったのかなとw

この本をオススメしたい人

  • こってりとした叙述トリックを読みたい人
叙述トリック嫌いな人は読んじゃダメですw

というか、叙述トリック好きな人でもちょっと好みが分かれてしまうかもしれません。
叙述トリックや落とし穴を散りばめようとした文章なので読みづらいところもあります。


が、叙述トリックにハマってみたい、叙述トリックを読んでみたいという人にとっては読む価値アリです!


気になった人は一度読んでみてくださいねー!
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