【書籍レビュー】成金 – 堀江貴文

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今回選んだ本は、作家としては無名(だと思う)ですが、知名度としてはかなりの人が知っている人です。
というか、、、本(小説という意味で)を書いていたのは知りませんでした。
我ながら無知さを悟りましたw が、わかったので良しとしましょうw
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今回読んだ本

さて、今回選んだ本はこちらです! 実は、、同じ著者の『拝金』というものの後に書かれたものということをすべて読み終えたあとがきで知りました…。 とは言っても続きの話ではなく、登場人物は同じで別時代という設定らしいので、前作を知らなくてもスムーズに読むことができました。 narikin成金は将棋でもっとも弱い歩が金将になり得ることから、お金のない人がいきなりお金持ちになるということを示した言葉です。

なぜこの本を選んだか

さて、この本を選んだ理由は2つあります。
1つは、著者である堀江貴文さんの考え方が好きだからです。


彼の性格(ぶっちゃけ知らんけどw)や話し方や振る舞いが個人的に好きだからということです。

今や様々な媒体で彼を見かけるのですが、基本的に一貫した考えを持っている所に好感を持ちます。言葉尻を上げると強烈で空気を読まないことも多いんですけどねw 彼ほどストレートで論理的に物を話せる人はあまりいないかなと思います。


憧れとは違うのですが、色々羨ましいなと感じることも事実です。
そんな彼の書いた小説から何か得られるものはないかと思い選びました。


手にした時は知らなかったのですがゴーストライター説もあるんですけどね…。

選んだ理由のもう1つは、表紙です。
やっぱり表紙って大事です。表紙は佐藤秀峰さんが書いたそうです。 絵を見ただけでは正直成金というイメージがわかないことは事実ですが、小説の場合、抽象的な表紙が多い中でしっかりとしたイラストが描かれているものは珍しいと思いました。

簡単な本の紹介

登場人物のネーミングが色々想像を掻き立てられる感じですw 主人公の「堀井」も著者である堀江さんももじった感じですしねw また中に出てくる会社名とかもw
その辺りを考えると楽しいです。

内容としては、小さな会社が大きな会社をのっとるストーリーです。
ビジネスにおける金融の話が多く出て来たり、人との繋がりが出てきたりとまさにノンフィクションのようなフィクションといった感じでした。

ITベンチャーが大企業を人、お金、物をうまく使って戦っていく様が読みどころです。
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感想

読んだ結果を一言で。




記憶には残らないけど、サーッと読むのには最適な小説



紹介にも書いたのですが、ノンフィクションのようなフィクションなので著者を思い浮かべながら読むと楽しめますw

展開はありきたりでしたが、スカッとする終わり方なので読み終えた後のしこりのようなものはありませんでした。
また著者らしくないのですが、丁寧な描写で風景を思い浮かべることが容易に出来ました。

ただ、表現力という意味では、プロの小説家の小説と比較し、ぐっと引き込まれるような文章ではありませんでした。

続きを読みたい、早く結末が知りたいと思ったのが本音ですけどねw

総評

読みやすさ:★★★★
ボリューム:★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★
総合評価:★★★ 総合評価は★3です!
それなりに楽しくはあったのですが、私がホリエモンに求めているのはこれじゃない! って感じでした。
最悪の内容だったら最悪の評価をしようと思ったんですけどねw

難しい言葉や表現が少なく読みやすく、それであって情景も浮かぶのでうまくまとめた小説だったなという感じです。
ただ、題材としてある程度予想される結果に向かって書かれた小説だったというせいもあるかもしれませんが、どんでん返しが少なかったかなと思いました。

約4日で読みきりましたが、もう少しボリュームがあってもよかったかと思います。

この本をオススメしたい人

  • ベンチャーの裏側をざっくりと知りたい人
  • 起業に興味のある人
  • ホリエモンが好きな人
やっぱりホリエモンが好きな人は読んでおきましょうw
あとは、企業に興味があれば読んでみるといいかもしれません。正直起業する際に役に立つ! ということは書いてなんですけどね…w
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