
読んでみるとどうもデータバックアップツールとのこと…
しかも、、、結構色々なPC用のソフトウェアを知っているつもりの私が全く知らないツール!!
これは使ってみたいと思い、レビューすることにしました。
レビュー依頼以外でも【SEが使うツール】として本当に便利で使いやすく仕事にも使っているツールなどを紹介していますが、今回はバックアップツールです。
結構ググったら出てくる有名所のツールじゃないので実際はどうなんだろうと思って試すことにしました。
プロフェッショナルバックアップソフトウェア– MiniTool ShadowMaker
プロのバックアップソフトウェアとして、MiniTool ShadowMakerは多彩なバックアップサービスを提供し、特定Windowsトラブルを解決するためにいくつかのリカバリアクションを実行することができます。
詳細については別エントリー予定ですが、大きな流れは書いてますw
それではどうぞー!
その名はShadowMaker
はい、すみません、、全くこのツールのことを知りませんでした(´・ω・`)今回レビューするShadowMakerはディスクのバックアップやクローン、ファイル単位のバックアップができるソフトです。
バックアップって昔はそれこそファイルをフロッピーディスクに保存したり…って遡りすぎですねw
そう、昔はファイル単位のバックアップが主流だったのですが、大体2000年頃にはディスクイメージのバックアップができるソフトウェアが発売され、後にWindowsの標準機能でもイメージを簡単にバックアップできる仕組みができていますよね。
でも、なぜかOS標準で搭載されているツールって使いづらいんですよね。
となるとサードパーティー製の使うことになるのですが…こういったバックアップ系のツールって色々と気になるところが出てきます。
ざーっと気になるところを先にばーっと書いていきますね。
安全性は?
結局個人判断になってしまうというのが大前提ですが、意見を書いていきますね。今回試すShadowMakerは、ディスクのデータバックアップをするためのツールです。
少しググってみるとわかるのですが、こういったたぐいのツールは「AOMEI社」と「EASEUS社」がまず検索にヒットします。
そして、その2社の製品については様々なサイトやブログで使い方などが説明されているんですよね。
しかも日本で有名な窓の杜やvectorでも紹介されていることで、危険じゃないツールという認識でいる人が多いかなと思います。
が、この2つのツール、中国製のアプリケーションなんですよね。
中国製のアプリケーションは結構お行儀が悪いものが多かった歴史があるので、自分のパソコンで使うのはちょっとなぁ…という考えを持っていたり、企業で利用したいなぁ…とはならずセキュリティの観点から選択し辛いのかなと思います。
企業の場合は特に、社内のセキュリティルールに反するものは…というか、リスクを極限まで落とす必要があるので選ばれないツールでしょうねw
私は今まで何度か転職する中で4社経験しています。
そのうち2社は大手の子会社で働いたのですが、ある企業ではそもそも自由にツールを入れさせない運用として、使いたいときには申請形式だったんですよね。
で、その申請に対して許可するか否かの判断において、本社が中国だったら拒否というルールがフローの中にありました。
もう1つの企業では、ハード製品に対して中国製は使わないというルールとなっていました。
そういった関係で、バックアップソフトで有名な「AOMEI社」や「EASEUS社」は、企業では選ばれにくいと思うんですよね。
…まぁ、、そういうところでは有名なAcronisやWindows標準ツールなど使いそうですけどもw
さて、そんな中今回紹介するソフト minitool社は、カナダと香港に拠点がある企業です。
香港を中国とするかは政治的な話なのでなんとも言えないですが、世間的には中国製のアプリケーションよりもカナダ/香港製のアプリケーションのほうが安心感があるのかなと思います。
あくまで判断は個人に委ねられるんですけどもね。。
ただ、私が今まで所属してきた企業のルール的にはカナダや香港のアプリケーションをNGとするルールがなかったことからも、中国製のアプリよりは信頼性が高いのかなと思います。
ちなみにですが私自身が勝手に判断して大きなリスクはないと考えてAOMEI社のを利用しています。
今回試してみて、minitool社の製品が良かったら乗り換えるのもありだな…と考えてますw
プロフェッショナルバックアップソフトウェア– MiniTool ShadowMaker
プロのバックアップソフトウェアとして、MiniTool ShadowMakerは多彩なバックアップサービスを提供し、特定Windowsトラブルを解決するためにいくつかのリカバリアクションを実行することができます。
ノートPCのSSD換装するための準備
今回の目的は私が2023年のGWに購入した中古ノートPC「x1 carbon」のSSD換装をするため、SSDのクローンをしたかったので、「ShadowMaker」使っていきますよ。ShadowMaker ダウンロード
ダウンロードは公式ページから。ダウンロード終わったらインストールしていきます。


完了したら早速起動してみます。

こちらが起動画面です。
画面の作りがめちゃくちゃAOMEI社のバックアップツールと似ています。
というか、ディスクバックアップするタイプのツールはどうしてもUIが似てきてしまうものなのかなぁ。
ちなみにディスクが2つ見えていますが、1つは、240GBで、Cドライブとして使っていて、システムが入っているディスクです。
もう1つは、1TBのディスクです。
ちなみに換装対象の中古PCについては以下で書いてますよー!!
めっちゃいいやつ買ったんで是非読んでみてください😁

初めて対面での中古ノートPC買ってしまった(GWの話…)
またまたまた古い時期の更新になってしまいました(´・ω・`)購入したときにブログに書こう! と思って写真だけ撮っておいたんですよねーなので今更ですが、特に買いたいと思っていなかったにもかかわらず買ってしまった経緯とか、購入した端末とかについ...
SSDとSSDエンクロージャー購入
さっき書いた1TBのSSDですが、x1 carbonに換装するためのSSDです。ちょっとそれについても書いていきますねー!
x1 carbonは片面実装のSSDを買う必要があったため以下のSSDを選びました。
この機器ではゲームやる予定がないので、とりあえずそこそこのものである程度信頼性があるものを選びました。
片面実装なのかどうかは、公式サイトの画像だったりレビューなどを探して決めました。
そして次にシステムディスクをコピーする用のSSDエンクロージャー(SSDケース)を探しました。
結構ピンキリで1,000円台のものから、4,000円程度のものまでありましたが、私はちょっとだけ奮発して3,000円台のものを購入しました。
SSDとSSDエンクロージャーについては別のエントリー開封動画とか接続したときのことを書く予定なので、今回はさくっとした紹介のみです。
とりあえず道具揃えた感じですね。
接続してクローンしてみる
さて、ここで起動画面の2つのディスクが見える状態に戻ってきましたw
ここでツールを選ぶとディスクのクローンができます
クローンを使うと、手間を省くことができると思えば大丈夫です。
クローン使わない場合は、USBメモリなどでブータブルディスク作って、ディスクイメージを作成したものを外付けSSDに保存した上で、元のシステムディスクに書き戻すということをすれば行けるので、有償版利用せず、クローンしたいときは手間かかりますができますよ。
今回はクローンするので、ディスクのクローンを選択します。

そうすると、まずソースディスク選択画面が表示されます。
ここではシステムが入っているSANDISKを選択。

書き込み先のターゲットディスクには1TBのものを選択します。そこまで終わったら、右下の開始ボタン押したら始まります!

…1分経過…準備してるのかな…始まらない(´・ω・`)

始まった。
…3時間だと!?
いやいやそんなかかるわけが…

本当に3時間かかりそう…これツールの出来が悪いのかな。。
PR記事なのに…と思いながらう~んと考えていると…
あ!!
外付けSSDとのケーブルがUSB2.0だった(´・ω・`)
実は過去に65W用の電源購入したんですよね。
それと一緒に購入したものが、USB-C & USB-Cケーブルです。
で、そのケーブルを使ってSSDエンクロージャーと接続していたのですが、これが…USB2.0だったんですよね(´・ω・`)
USB-C & USB-C ってすべてUSB3.0以降の規格だと盛大な認識違いをしていて、調べてみると2.0じゃん!ということに気がついたという感じです。
…商品名に2.0と書いてあるのに…。。
というわけで、中断して、SSDケースに付属しているUSB-C & USB-C ケーブル使いました。

全然早くなったw
付属されているケーブルは固くて短くて取り回ししづらいですが早いことは正義!!

約250GBのディスク全体のバックアップは、約10分程度。
めちゃくちゃはやい!
特にエラーも出ず完了したので早速換装していきます。
換装して起動!
あとは換装して起動するだけ、、と思っていたのですがうまくいかなかったので色々試したトラブルシュートを書いていきますねー。※ 最終的にはうまくいきました
起動しないだと…?
ノートPCのカバー開けて中に入っているSSDを入れ替えていきます。そのシーンは、SSD購入したエントリーに書きますね。
無事に取り付けが終わったので起動!!
……まさかの起動してこない(´・ω・`)
ソフト上失敗しているわけではなかったけど、念のため再度クローンすることにしました。
可能性は限りなく低いけど本当に念のため。
が、またしても失敗。
うーん、、と悩みながら、そもそもシステム領域にbitlocker(OS標準機能のディスク暗号化するシステム)有効化されていることが原因なのかなぁと思い、一旦bitlockerを無効化してみることにしました。
…中古PCで、購入したときからbitlockerが有効化されていたのですが、個人利用ということもありbitlockerはいらんよな…w
というわけでbitlocker無効化した上で再度クローン!
と言いたいですが、安全のためShadowMaker含めた2ソフトでイメージのバックアップだけ取得して、自宅にあるNASに保存しました。
ちなみに自宅で利用しているNASはsynology製のNASです。
私が購入したものはもう古くなっているので、発売日新しいものがおすすめなのと、NASは人生に必須ですよw!

数年前から欲しかった…SynologyのNAS (DS218play) 買っちゃった!!
久しぶりにちょっと高価なIT機器を買いました!以前から欲しい欲しい…と思いながら我慢していたのですが、我慢がプツリと切れてポチってしまいました。購入したのはNAS。購入当時、需要がかなり高かったためか、過去の最安値よりも高い状態で買ってしま...
無事にバックアップも取れたのでクローンしていきます。
もうこの頃には操作も慣れてサクサクです。
というかクローンとるオペレーション自体も、数回クリックするだけなので慣れもクソもないですけどw
次こそは…と思ったのですが、やっぱり起動しません。
…………え、だめじゃん。
ちなみに起動時に出ていたエラーとしては、「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」というエラーです。

もちろん見たことないエラーです。。
なのでガッツリ調べつつ、時間も遅くなってきたので次の日に回すことにしました。
2回以上同じブルースクリーンでてもセーフモード移行できなかったので、とりあえずやることメモ
・Win11のインストールディスク作って、修復する
・クローンじゃなく、ディスクイメージで下記戻してみる
原因はwindowsが勝手に別のドライブレターを見にいってしまってるっぽい
とりあえず、、、1時までに布団に入りたい😣
次の日に回すとなると前日のこと忘れてしまうのでブルスカにちゃんと書き込んで残しましたw
クローンせず保存イメージから書き込み
というわけで翌日、自分のメモを見返しながら試すことに。まずはイメージから書き込みする方法で試します。
この方法で失敗する形が全然見えないので絶対成功する前提です。
Windows11だしクローンだとうまくいかないんだなーこのソフト残念だなーと成功すること前提でSSD換装して起動。
(ソフトのせいではないですw)
まさかの失敗。
イメージから書き込みして失敗する想定は全く無かったです。。
エラーも全く同じ「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」でした。
この状態が3回勝手に繰り返せばセーフモードに移行できるみたいな書き込み見つけたので、セーフモードで起動させてみようと放置してました。
………が、5回放置して再起動させてもスタートアップ修復画面が出てきません(´・ω・`)
ネットで調べた内容と違う……。
うーん、そうなったら前日に自分がメモしたWindows11の起動ディスク作成してスタートアップ修復かなぁ…ということで、Windows11の起動ディスク作成することにしました。
ちなみに起動ディスクは、もう1つのノートPCで作成しました。
Windows11 起動ディスクからの起動
起動ディスクはUSBメモリで作ったので、USBから起動です。…よしっ!無事にUSBメモリから起動できたので、スタートアップ修復っと。

な、なんだってーーーー!!!
ま、まぁ、、、何度かやれば成功するっしょ………と思って何度か実行してみるもスタートアップ修復がうまくいく未来が見えませんw
ただ間違いなくスタートアップが原因という目星はついていました。
結局クローンすると、クローン時に別のドライブレター割り当てて処理されて、そのまま完了して起動しようとするとドライブレターが違うという落ちだと思ってる
てことは単純にイメージ保管してブータブルディスク作ってブートしてあげれば良さそう
最近のってUSBブートできるんかな
かつ起動ディスクもあるので、なんとかはなりそうだなーと。
この時点で
- BIOSでちゃんと認識している
- ソフトを利用したイメージ取得もうまくいっている
そんな時のおまじないコマンド「sfc /scannow」を試します。
このコマンドは、システム破損時に修復してくれるOS標準のコマンドで、起動ディスクからコマンドプロンプト動かして実行することができます。
今回私が怪しいと思っている箇所は、起動時に起動ドライブを見に行く際のところ。
本来Cドライブにシステムファイルが入っていてそこを見に行くのですが、今回容量が違うSSDにクローンしたことで、パーティション構成が変わり(未構成領域が入ってる)、システムが入っているパーティションをうまく読み出せていない=BOOTできない=「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」が出ているように見えます。
そのため、「sfc /scannow」を実行すればさくっと参照先を変えてくれるかなと思いました。
ので早速実行してみると…
うまくいったーーー!!!!
結構他の人のブログみてもディスククローンで同じ現象発生している人がいなかったので個人的にかなり苦戦しましたが、こういうパターンもあるんだなということがわかりました(´・ω・`)
と、予定では1時間程度で完了するはずのが時間かかってしまいました。
…ノートPC開け締めしまくったなw
感想とサポートについて
色々手間取ったところがありましたが…ShadowMakerを使った感想をばw簡単操作
とりあえず画面操作はめちゃくちゃわかりやすいです。細かい設定部分をうまく隠しているなぁという感じで、複雑な設定不要ということがいいです。
正直にかくと、同じ系統のソフトもシンプルなのでShadowMakerの強みかと言われるとそうじゃない気もしますけどもw
サポートがきちんと日本語
今回レビューをするにあたり、気になるところも聞いてみました。サポートに問い合わせた文章に寄せて書いているので文体変わりますwプロ・アルティメット版は1台PC用をいただけると言うことですが、最初1台で利用し、そ後アンインストールし、別の端末にインストールして利用することは可能でしょうか
なぜこの質問をしたかというと、このあたりについてサイトに明記されていなかったからです。 その上で、- ハードウエア認証の場合、1台利用していた端末が故障しPC買い替えたあとは、再度購入となるでしょうか。それともサポートに連絡すれば使い続けられるのでしょうか
ということを聞いた回答の結果は以下でした。

サポート
一台pc用の製品ライセンスであれば、pcからアンインストールしても、他の端末への登録ができません。ただし、同じパソコンに再インストール(パッケージインストール)して再登録ができます。

サポート
購入するプロ・アルティメット版は3台pcまで登録できます。もし利用中のpcが故障したら、新しいpc(2台目)への再登録もできます。(その際に、残りのは1台)
多分マザーボードなどの情報をもとにユニークなライセンスを割り当ててるのかなぁと想像。
なので、基本的に1台PC用ライセンスなら1台のみという認識を持っておく必要があり、1台用ライセンスの場合は新規PCへのインストールはできないという感じですね。
買い切りだけど、買い切りじゃないって感じですねw
サポートを受ける際は日本語サポートは受けることができるでしょうか
これ重要です。日本支社がない中で日本語のサポートを受けることができるということはメリットになります。というか、ないと大きなデメリットですよね。。
それに対しての回答が以下。

サポート
普段は英語ですが、日本語の返信と要求されたら、日本語で返信させていただきます。
今回サポートとやり取りした限り、こちらの意図はきちんと伝わり、また回答してほしい内容も回答できていると感じました。
実際の仕事で経験があるのですが、意外とこちらの意図を把握しないままレスポンスがあり意味不明な返事が返ってくることもあることを考えればちゃんとサポートしてくれそうだなという印象でした。
プロ・アルティメット版を購入した場合、バージョンアップ及び今後のWindows12などの対応なども含め永久に利用できるのでしょうか
こういった質問をしたのは、過去にメインバージョンが上がった瞬間に永久利用できなくなったツールがあったことから確認してみました。これに対しての回答は以下。

サポート
この点についてご認識の通りです。
ということで、総じて不満はないサポート体制でした。
まとめ
今回はバックアップソフトウェアであるminitoolをレビューしてきました。結論してはうまくいかなかったのが残念でしたが、他のクローンツールでもできなかったので、私個人の環境の問題なのかなと思います。
というのは、他のソフトでクローンしても同じ結果になりましたしね…。
…逆に他の人に対してナレッジができたのでイイかなとw
製品としては、他社と同様の機能で且つ、有償機能についても同じところでお金がかかるので差別化してくれるといいと感じました。
あと、日本人向けとしてはなんとなくやっぱりフォントが変というか、こういう系統のソフトはフォントが日本人にあっていないのが気になってしまいますね。
気になったというかまだサポートがまだなのかわかりませんが、利用しているOSがwindows11にも関わらず起動時の画面にはWindows10と表示されているのが気になりますね。

公式サイトにはWindows11対応と書いてあるのですが、メイン画面でWindows10と表示されてしまうのは、少し不安になる画面だなと感じました。
バックアップは取得しておいて絶対に損はないので、もしこのエントリーを読んで気になったらインストールしてみることをおすすめします。
個人的には中国製のツールじゃないというところだけでも大きなアドバンテージになるのかなーと思います。
お試しあれ!
プロフェッショナルバックアップソフトウェア– MiniTool ShadowMaker
プロのバックアップソフトウェアとして、MiniTool ShadowMakerは多彩なバックアップサービスを提供し、特定Windowsトラブルを解決するためにいくつかのリカバリアクションを実行することができます。