【書籍レビュー】ぼくらはその日まで – 小嶋 陽太郎

本だけはガンガン読み進めている毎日です。
最近はイライラしているような気がするのであまり滅入るような本を選んでいません。
(…ちなみに…2017年10月のときの気持ちですw)


少しでもゆったりとした、また終わり方が救われるような形になるような本を選んだつもりです。

というわけで今回読んだ本はこれです。


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今回読んだ本と選んだ理由

今回読んだ本はこちら!



「ぼくらはその日まで」です。
表紙を見て、絶対にこれはゆったりと読める本だ!! と勝手に決めつけて選びましたw

前もってレビューとかを極力読まないようにしていますが、今回も同じくレビューを見ませんでした。


ということで、、、またしても表紙から本を選ぶという手段ですw


表紙から読み取ると、夏の日の3人の出来事っぽいこと、「その日まで」というタイトルから過去から現在に対しての何かについて書かれているのかなと思いました。

前もって内容をネットから得る前にタイトルから、小説の内容を想像するのも楽しいんですよねw

簡単な本の紹介

結果…上の予想とはちょっと違っていましたw


主人公は中学生。
中学生の胸の内を描いた恋の話に近いかもしれません。


主人公には仲の良かった2人がおり、その2人とクラス替えで離れ離れになってしまったところから話は始まります。

そのうちの1人は男、1人は女。

クラス替えによって離れ離れになったときの揺れる感情を描いています。
その2人と夏休みに旅行に行くことになりそこで起きるイベントにそって、主人公の気持ちの変化などを描いています。




実は今回読んだ「ぼくらはその日まで」は、「ぼくのとなりにきみ」の続編だったようです(´・ω・`)

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出来ればこっちから読みたかったですが…「ぼくらはその日まで」を先に読んでも話がわかるので問題ありませんでした。


前もって調べなかった弊害がでてしまいましたw

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感想

ストーリはゆっくり淡々と進みます。

所々でイベントが発生するのですが、ちょっとしたイベントが発生し、最後に回収するといった感じです。

イベント自体はあまり大きなものではないので余計に淡々と進むように感じるのかな。

基本主人公目線で話が進むので、他の登場人物が抱いている感情は全くわかりません。


そのため色々想像させられることもあるので楽しく読むことが出来ます。
これ多分続きというか、続編書けそうな感じがします。

総評

いつものとおり総評。


読みやすさ:★★★★★
ボリューム:★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★
総合評価:★★★★


総合評価は★4つ
です!

ちょっと最後は強引にこじつけ ( ご都合主義 ) っぽい感じもありますが、嫌な気分にならずに読み切ることができます。
大きな話の展開がないので、読み応えはないというのが本音ですが。

ただ、全体を通して楽しく読むことが出来ました。


結果としては、私自身の気分にあった小説でしたw


この本をオススメしたい人

この小説をおすすめしたい人を考えてみました。
  • 青春小説を読みたい人
  • 中学生~高校生の人
やっぱり青春小説を読みたい人向けです。
主人公の恋心や揺れを上手に表現されているなぁと感じました。


…私も中学生の時はそんな気持ちになっていたっけかなと思い出したりw


そして主人公が中学生であることから、出来れば中学生 ( または高校生 ) に読んでほしいですね。
ページ数がが多いので読むのが大変かもしれないですが、読み始めたら結構スムーズに読めるかなと感じました。

子供が中学生になったら一度勧めてみたいなと感じました。

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最初の方にも書いたのですが、こちらは続編なので、最初は「ぼくのとなりにきみ」を読むのがおすすめかなと思います。

青春小説は多分楽しくないだろうなと個人的には思っていたのですが、結構楽しく読むことが出来ました。
これからも読まず嫌いをせずに色々なジャンルを読んでいこうと思っています。

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