
ネット上の書き込みや、テレビでの紹介を見ると、虫除けに効いたり、暑さを軽減できたりとまさに夏の必需品のような紹介が多いです。
私自身気になっていたこともあったので実際に買って試してみましたよ!
ハッカ油とは
完全に今更感があるかもしれませんがwありきたりな説明で申し訳ないのですが、ハッカ油とはミントの葉などから成分を抽出して精油、精製されたものです。
植物性オイルなので安全そうですが、薄めて使うことが大前提のものなので、直接肌につけたりするのは危険です。単純に高濃度のままの使用はやめたほうがいいです。
ブログやテレビではこの辺りの危険性がかかれてなかったり放送されないので注意が必要です。
さて、前置きはこのくらいにして実際にハッカ油を購入し、スプレーを作ってみました!
ハッカ油スプレーを作る準備
ハッカ油は基本的に薬局においてあるとのことなので、会社帰りに薬局に寄りました。5分位ウロウロしましたが見つからない……なので店員さんに聞いてみました。
すると、なんと薬剤師さん側のレジの裏の棚というかなりマニアックな場所にありました。意外と買う人が少ないんでしょうかね…。
値段は約900円しましたが、帰ってネットで調べてみると500円前後で買えるじゃん…とかなりショックを受けましたw
買うときはくれぐれもネット(Amazon)で購入しましょうw 私が購入した薬局は900円で、別の薬局は700円だったのでどっちにしてもネット(Amazon)の方が安かったです。
買ってきたハッカ油はこちら! というかこれしかなかったのですがw

20mlなのでかなり小さいです。
我が家は白色ワセリンも使っているのですが、なんか似たようなパッケージですねw と思ったら同じメーカーが出しているんですね。
早速開封!

理科の実験室にありそうな小瓶で、触ったらいけない感を醸し出す瓶です(サスペンスの見過ぎ)w 瓶がこの色なのは、中身が劣化しにくいようにするためなのかもしれません。
こういう瓶はなぜかいけないことをしている感じがしてテンションが上りますw
スプレーを作るのでスプレーボトルを探します。

私
スプレーボトルってある?

嫁
ないよ。いつも使うとき都度百均で買ってるから
まさかのスプレーボトルがない!!
どうしても作りたいので家にあるスプレーボトルを探します。
そうしたら1つだけ見つかりました。それはいわゆる百均などにうっているものじゃなく……これでしたw

ハイジアを使い切った容器(´・ω・`)
我が家にハイジアは必須なのですが、、、なぜか空の容器が1つと、使いかけの本体が1つあります。
多分詰替え用よりも本体と一緒になっていたほうが安かったから2つあるのでしょうが。。。
今はハイジアはなくなって同じ成分でナノックスとして売っていますよ。
もしハッカ油スプレーを作ろうと考えている人、先にスプレーボトルを購入することをお勧めします(当たり前)w
ここで1つ注意点があります。
適当に選んだスプレーボトルは溶けるかも!!!!
ということです。ハッカ油にはポリスチレンを溶かしてしまう成分(リモネン)が入っているのでポリスチレン製のスプレーボトルは使用しないでください。
溶けてハッカ油スプレーじゃなく、ポリスチレン化合物入りハッカ油スプレーになってしまいますw もし間違えて溶かしてしまったら、使わずに捨ててください。
使っていいものは、「ポリプロピレン(PP)」、「ポリエチレン(PE)」、「ガラス」であればOKです。
また、プラスチック製品はマークで書かれていることも多いので以下のサイトなどで購入時に調べるといいと思います。
サービス終了のお知らせ
Amazonにも霧が細かくハッカ油に向いているスプレーボトルがありました。サイズもちょうどいいので持ち運びに便利そうです。
ちなみにハイジアのボトルはラベルがポリスチレンですが、本体とキャップ部はポリプロピレンでした。
なので、ハイジアスプレーボトルにハッカ油スプレーを作ります。
あと必要なのは、精製水とエタノールが必要です。
エタノールは消毒用でも無水でも問題ないですが、うちは無水が余っていたので無水で作りました。
ハッカ油は、名前の通り油なので、水と混ぜただけでは溶けません。そのため、混ざりやすくするためにエタノールを入れます。エタノールのなしでも作ることは可能ですが、ベタベタするので混ぜたほうがいいです。
消毒用のエタノールであれば、安いし、マキロン代わりにも使えるのでいいかなと思います。
精製水は、不純物が入らないようにするためです。水道水で作ると、不純物が多く入ってしまい、ハッカ油の効能が落ちるかもしれません。
また精製水はAmazonで購入すると高いので、近くの薬局で購入しましょうw
と必要なものが揃ったので早速作ります。
ハッカ油スプレー作るよ!
やっと作る段階に来ましたwさて、分量です。
ネットで調べてみると、サイトによって分量が異なっていて迷ってしまうと思います。また、ハッカ油を○適みたいな書き方をしている所も…。それはそれで正しいのでしょうが、購入するハッカ油が異なるため一概には言えません。
こんな時に大事なのは割合です。とはいっても私の性格的にどんぶり勘定ですがw
で、割合はというと…
総容量の1%前後
がベストです。というか、これ以上の濃度だと肌につけた時に、小さなお子さんには少し刺激が強いからです。
なので私の場合、
- 約10mlのエタノール
- 約40mlの精製水
- 約0.75mlのハッカ油
ハッカ油の分量がとても少なく感じますが、安全性や刺激感を考慮すると1%前後がベストです。エタノールは、ハッカ油を溶かすためなので、適当でもいいと思いますw 上にも書いたように、ハッカ油が混ざりやすくするためだけですからねw
ハッカ油の少ない分量を測るには、化粧品用スポイトを使うと簡単ですよ。ダイソーに売ってます。これも見た目が注射器のようでドキドキするんですけどねw
実際使ってみて、、噂通りなのか?
テレビやネットに乗っている情報として多いのが、- 虫よけ対策
- メントール効果で涼しく感じる
虫除けについての実際の効果
近くでお祭りがあり、家族で一緒に行く時に、ハッカ油スプレーをつけました。つけた箇所は、腕と足。吹きかけるとハッカの香りがバッチリします。
虫除けに効くといいなぁと思っていたら、、、
ばっちり刺されました(´・ω・`)
しかもお祭り会場に到着する前にw 結構香りがしている状態で刺されましたよw
けどハッカ油スプレーを吹きかけたところは刺されませんでした。多分運だと思うけど…。
刺された場所は、私は手の指、上の子供は耳近くのもみあげ付近w
香りはしていたはずなので、完全な虫除け対策としてはちょっと弱いかなという感想です。
専用の虫除けスプレーと比較するとその効果は弱いかなと感じました。普段常用している虫除けスプレーはベープのミストのものですが、さすが専用商品というべきかかなり効きます。
比較したらダメかもしれないですけどね。
また、汗で流れ落ちてしまうので小さなスプレーボトルで頻繁にスプレーしたほうがいい気がします。
結果的に専用の虫除け製品には劣るけど、スプレーした箇所は刺されなかったので多少は効果があるのかなという感想が正直なところです。
メントール効果はどうよ
ここ最近かなり寝苦しいこともありハッカ油スプレーを体にシュシュっと……。おぉ、、、ちょびっとだけ……スーッとする!!
けど、、、涼しい! とは感じない…。
あくまでメントールのスッとする感じはするのですが涼しくなることはありません。冷たい感じもしますが、扇風機だけでいいとかそんなことはなく…。
扇風機で寒くなるとかいうのは絶対濃度が濃い気がしますw とはいってもこれは完全に体感なので人によって感じ方が異なると思います。
私自身としては、、、体からいい匂いがしてリラックス出来る+涼しいかなという気分に浸れるという感じなので、リラックス要素のほうが強かったりw
まとめ
結果としてすごい効果があった!! とは言えないです。ただ、それなりの効果はあったかなと思いました。私が思うハッカ油スプレーのいい所は、簡単に作れること、安全性が高いこと、自作なのでよくわからない成分が入っていないこと、ということです。効き目が弱いので気軽にたくさん使えるのもいいです。
まるですごい効き目があるかのようなネット上の情報や、テレビの情報番組を鵜呑みにしたらいけないなと思いましたw
でも、このハッカ油という存在を知れたということはネットやテレビのおかげでもあるかなと思いました。
なんだかんだで、ハッカの香りが好きなのでこれからも作っていこうかなという結論になりました。
ちなみに1週間程度で効果が薄くなるとのことなので、頻繁に使用する人は作る手間が結構かかるかもしれません…。
2016年も引き続き使用しています! それはこっちに書いたので一緒に読んでみてくださいね!

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