【書籍レビュー】ツバキ文具店 – 小川糸

超絶遅れているレビュー(´・ω・`)



今回読んだ本はなんと…夏休み中!



もう年末なので、半年遅れですね。
ちょっとずつレビューをペースアップしていきたいのですが、レビューなのにレビューになっていないレベル(読書感想文以下w)なので、一気にたくさん放出するのもなぁといった感じで小出しにしているからこんなことになるんですw


というわけで、今回はこんな本を読んでみました。
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今回読んだ本と選んだ理由

今回読んだ本はこちら!



ツバキ文具店。
私の中では勝手に「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と混合していますw



全然違うんですけどねw


というわけで今回読んだ本は「ツバキ文具店」です。

なぜこの本を選んだかというと、普段インターネットをしている時にどこかのブログでツバキ文具店を読んだというのを見たからです。

「ツバキ文具店」と聞き、「ナミヤ雑貨店」と混合していたせいか…

私
あっ!!どっかで聞いたことあるタイトル! 読んでみようかな…


と思い手に取ったのが最初ですw
少し調べてみると…2017年にNHK総合でドラマがやっていたんですね。  
エラー - NHK
全然知りませんでした(´・ω・`)

著者の小川糸さんも…知りません。



デビュー作の食堂かたつむりも…知らない(´・ω・`)


やっぱりまだまだ本を読む量が少ないんでしょうね、、全然ベストセラーと言われてもピンときません。

しかも映画化もされているのに!!



さて、今回選んだ本である「ツバキ文具店」は、2016年の本屋大賞4位に選ばれている作品!


私にとっては久しぶりの有名な小説かもw

簡単な本の紹介

神奈川県の鎌倉を舞台にした文具店の話です。

文具店と聞くと、筆記用具を売っているのをイメージすると思うのですが、この本の主体は「代書屋」を軸として書かれています。


この本を読んで、「代書屋」という言葉を初めて聞きました。
代書屋とは、シンプルに言うと、代わりに手紙を書く人です。


文字に心をこめ、気が乗らない依頼を苦悩し、文字を絞り出して手紙を書く物語。

ほんわかとした物語や、ちょっと胸が痛くなりるような物語が収録されていました。

感想

全体を通して、上品な小説だったなぁというのが最初の感想でした。
言葉が変ですが、「きれい目な話」が多く個人的には読み進めやすかったです。


「代書屋」を軸に置いて物語が展開されていくのですが、普段見聞きしない職業なので、新鮮な気持ちで読むことが出来ました。


今の時代では成り立たないのかなとか、鎌倉という土地では今でもあるのかなといろいろと想像を掻き立てられました。


登場人物も上品な印象を受けました。




総評

総評です。

読みやすさ:★★★★
ボリューム:★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★
総合評価:★★★


総合評価は★4つに限りなく違いけど…★3つ!
ここまで読んでなぜ3つ!? と言った感じかもしれません。


全体を通しては読みやすく、ボリュームも適度だったのですが、なぜか自分の心に残らないんですよね。


しかも「代書屋」という、文書を書くのを生業の主人公でしたが、私の心に残った文章がありませんでした(´・ω・`)


自分で表現するのも難しいのですが、本を読んだという達成感が少ないことや、多分1年くらいしたらストーリー自体を忘れてしまいそうなくらい



日常が描かれていた印象で、インパクトが低いから★3つになってしまいました(´・ω・`)

読んでいてとても心地よかったのですが…印象が弱いです。
あとは、、、文具店というタイトル負けなのかもしれませんw


私自身、文房具が好きなので、もっと文房具を全面に押し出してほしかったですw

ただ、楽しく読めたのは間違いないです。

この本をオススメしたい人

  • 代書屋という題材の小説を読みたい人
  • 上品な小説を読みたい人
「代書屋」を主においた小説を読みたい人に勧めたいです。


今ではデジタルでの文字のやり取りがメインで手紙なんて遅いしお金かかるしと、正直なところ時代を考えたらいいところがありません。


1文字1文字が軽く考えられる時代に、こういった少し古めかしいものを読むと新しい考え方を増やすことができるかもしれません。


と考えると、若い人や忙しい人に読んでほしいかも。



あとは、言葉が悪いですが上品な小説を読みたい人。

…下品な小説も中にはありますからねw


読み終えると、少しだけ心が洗われる気分になるかもしれません。

気になった人は是非読んでみては。
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