このブログを書く時に、ミステリーとサスペンスって似てるけど違いがあるのかなと調べてみると、
- ミステリー(謎)=犯人がわからず、謎解きを楽しむもの
- サスペンス(不安)=犯人がわかっていることが多く、緊張感を楽しむもの
テレビで火曜サスペンスとか日曜サスペンスとかよく見るのですが、いつも犯人がわからないことが多く、謎解きを楽しんでいるのでどちらかというと日曜ミステリーとかのほうが良い気がしますよねw
というわけで今回は、ミステリー小説を選びました。
今回読んだ本と選んだ理由
というわけで、今回選んだ小説はこちら!仮面病棟というミステリー小説です。
著者である「知念実希人」という人は知ってはいたのですが、実際に小説を読むのは始めてでした。
選んだ理由は、知念実希人さんの本を読んでみたいと思ったからです。
シリーズ物もありますが、単体で書かれたものから読んだほうがいいかなと思ったくらい?
シリーズ物だと、天久鷹央の推理カルテシリーズですね。
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知念実希人さんは現役の医師でもあり、医療系の小説ならばかなり期待できるかなと感じで選びました。
簡単な本の紹介
物語は、事件解決後のシーンから始まり、振り返る形(プロローグ)で物語がスタートします。そして物語が終わり、最後にエピローグと続きます。
本章が始まると数ページ後には犯人と一緒に病院にとじこまれた状態となります。
物語はスムーズに進んでいるように見えますが、あくまで謎解きなので所々ヒントが散らばっています。
しかもかなりわかりやすくというか、主人公が誘導してくれます。
…著者の書き方がうまいんでしょうけどw
病院にとじこまれた時の登場人物の心理状況や、怪しさなどをうまく描写してあります。
医療用語もわかりやすく説明されていてスムーズに読み進めることができました。
私の場合、表向きの犯人は序盤あたりでなんとなくわかったのですが、真犯人に関しては全然わかりませんでした。
感想
医療系のドラマや小説は幾多もあります。これもその1つで、既視感のようなものは少しありましたがそれはしょうがないことだと思います。
ただ、スリル感もありつつ、冷静なシーンもありつつでとても楽しく読むことができました。
何より300ページもあるのに2時間程度で読み終えるというw
会話のシーンがかなりあることや、次が気になるので早く読み進めてしまうという感じでサクッと読めてしまいました。
結論も難しいものではなく、論理的なのでスムーズに頭に入ってきやすかったです。
総評
いつもの総評です!読みやすさ:★★★★
ボリューム:★★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★★
総合評価:★★★★★
総合評価は★5個、最高です!
やっぱり最後までスリル感があり、そしてそれなりにスッキリとした形で読み終えることが出来ました。
登場人物が病院/医療系にしてはかなり少ないため、人によってはちょっと物足りないと感じるかもしれません。
私にとっては読みやすく、人物や情景が浮かびやすかったです。
Amazonでは酷評されていますが…私は楽しいと感じました。
文章も読みやすいので、知念実希人さんの著書を色々読んでいこうかな。
次は時限病棟、その次はブラッドラインを読んで見る予定でいます。
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この本をオススメしたい人
- 病院系、医療系ジャンルが好きな人
- 登場人物が多すぎない小説を読みたい人
また、しっかりと説明されているので考え込むこと無く読み進めることが出来ます。
医療系、病院系のジャンルが好きな人なら読んでみてほしいです。
また、登場人物が少ないため、一人一人の個性や性格がわかります。
そこまで細かく個人の描画はされていないんですけどねw
とても楽しく読むことが出来たので気になった人は読んでみてください!
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