読み始めた頃と比べて、冊数は少なくなってきているかもしれません(´・ω・`)
本は、作り話とは言え多種多様の考え方が散らばっていてとても楽しいです。
…自分ひとりで完結出来るから楽しめるのかもしれませんw
急がず休まず読み続けて、読んだ感想をアウトプットしていきますよ!
今回読んだ本と選んだ理由
さて、今回読んだ本は、こちら!「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」という本です。
まず、「臆病な僕」というのがまるで自分のことのように感じました…。
社内の人には、結構強心臓であったり、なんでも強気という印象が持たれがちな私ですが、実際かなり臆病なのです。
自分で言っても全然説得力がないのですが、、、いわゆる「おじくそ」なのです。
おじくそとは、今回の本でも出てくるのですが、“弱虫”とか“ビビリ”ということを表す方言のようです。
私は、何か新しいことをすることが大の苦手です。新しいことをするということは、皆何かしら不安があると思うのですが、それ以上に私はビビりですw
新しいことにはかなり興味を持つのですがいざ実行しようとすると尻込みしてしまうという…。
普通の人は、行楽などお出かけが好きという人が多いと思います。
私の場合、楽しみよりも不安材料が先に来てしまうのです。
例えば、遊園地に行こうとなったときに、
- どこで入場券買おうか
- 並ぶ場所間違えて子供が乗りたがっている乗り物に乗れなかったらどうしよう
そんなこと気にするな! 聞けばいいじゃん! という人が多いと思うんですけどねw
まさに私自身”おじくそ”です。。 年を重ねるたびに治ると思っていたんですけどねw
…そんなんでよく大学生時代に一人暮らし出来ていたなと今でも思います。。
そんな私がこのタイトルに惹かれないわけがありません(笑)
簡単な本の紹介
これ、タイトルからするとあからさまな自己啓発本かと思いませんか?が、これ、思いっきりファンタジー作品なんです。
最初の方に異世界に吹っ飛びますw
青い髪に生まれ、「バケモノ」と呼ばれる少年、キラ。 失意のなか、森で出会った老師に導かれ、 どんな願いも叶えるといわれる 「七つのストーン」を集める冒険に出る。 そこで見つけた、勇気のMINAMOTOとは……。
この内容紹介を読む限り…有名漫画のなんちゃらボールっぽい設定といった感じです。
7つのストーンを得る過程で、主人公が臆病な性格を少しずつ克服していきます。
そのストーンを手に入れるときに自己啓発っぽい文章がポロポロっと出てきます。
感想
自己啓発系の書籍にも関わらず小説仕立てであることで、とにかく読みやすいです。268ページあるのですが、2時間程度で読了してしまいました。
ただ、、、先が気になる展開というものやドキドキ感は少ないかなと感じました。
また主人公は…臆病じゃないと思ったりw
また、賢者と呼ばれるキャラクターが出てくるのですがそのキャラが徳島弁? で色々と語るので正直なところ読みづらいと思いました。
本を最初にめくると登場人物の紹介があるのですが、そこは前もって読んでおいたほうがいいです。
というか、本文の中では深く人物の描写がされていないです。
最後は後味スッキリと終わるのですが、個人的にはあまり頭に残らず得るものは少なかったなぁといった印象をもちました。
総評
いつも通り総評です。読みやすさ:★★★★★
ボリューム:★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★
総合評価:★★
総評は★2です(´・ω・`)
楽しくないことはないのですが、読みながら感動したり、ドキドキしたりする感情が私のなかに湧いてきませんでした。また感情移入してしまうこともなく…。
やっぱり自己啓発系と冒険物を一緒にするというのは個人的にあわなかったんだなあと思いましたw
読むことで、私自身の臆病さもなくなるかなと思ったのですが…そんなことは無かったです(笑)
全部読んでみて、この本は読む人を選ばないかわりに好みの本がある人にはあまり向かないというか読んでいて楽しめる本ではないなと感じました。
冒険物好きなんですけど、う~んといった感じです。
この本をオススメしたい人
- 自己啓発本ヤダけどちょっと読んでみたいという人
- 軽めの冒険ファンタジーが読みたい人
- 臆病な人(読んでも治らないけどw)
この本を読んでも自己啓発的な文章が出てきたときに嫌悪感を覚える人は、本当に自己啓発本が合わないと思ってくれてOKな感じですw
次に冒険ファンタジーが読みたい人でしょうか。
ただ、個人的には冒険者にしてはちょっと(というかかなり)物足りなさを感じましたけどね。ライトな物を求めるのであればありかなと思います。
最後に臆病な人w
読んでも臆病から卒業できるわけではないんですけどねw
気になった人は読んでみてくださいね!