【書籍レビュー】図書館ホスピタル – 三萩せんや

br夏も終わりに近づいていることを、セミの鳴き声が少なくなったことから感じられる今日このごろです。

暑さはまだまだ残っていますけどねw

最近眠気がすごくて、中々本を読むことが出来ないのですが(いつも言ってるw)、一冊読み終えたのでレビューします!

スポンサーリンク

今回読んだ本と選んだ理由

今回選んだ本はこちら! tosyohos
柔らかいタッチの絵ですね。まるでラノベw なんだかんだラノベが読みやすくて選んでしまいます。
著者さん曰く、「今作は一般文芸」とのことですが、個人的にはラノベっぽく読むことができました。



普段ちょこちょこ利用している図書館に関する本を読んでみたいと思ったことと、図書館+ホスピタル(病院)といったタイトルでどんな話の展開になっていくのかなと、タイトルが気になったことが一番の理由で手に取りました。

著者である三萩せんやさんは、「異世界図書館へようこそ」というラノベを出しているので、ラノベが得意分野なのかもしれません。



個人的にちょっと絵が苦手ですが…(´・ω・`)

簡単な本の紹介

主人公は、就職活動に失敗しちゃった女の子です。失敗したおかげで親族から図書館ホスピタルなる就職先をゲットするところから話が始まります。

この主人公の女の子の座右の銘が「元気があれば何でもできる」という、割と体育会系w?


さて、なぜ図書館ホスピタルと呼ばれるのか。
…というのは読んでからのお楽しみでw なんとなく想像つくかもしれないですけどね(´・ω・`)

が、ほぼ最初の30ページ程度を読んだくらいでタイトルが解決しちゃいましたw

話の流れとしては、図書館での仕事をこなしつつ、主人公の成長を見守る…と言った感じでした。最初は何も出来なかった主人公が1人でちょっとずつ成長していく様はのほほんと読み進めることが出来ます。

感想

この本を読んでまず思ったこと。



とにかく優しい気持ちになれるw



人によっては醍醐味と感じられるハプニングであったり、ドキッとするような仕掛けがあまりなく、のほほんとした気分で読み進めることが出来ます。


のほほんとしすぎてTVドラマとかにはならない気がしますが、NHK教育テレビなどではなんとなく放送してみて欲しいと感じたりしましたw

タイトルが図書館とだけあって、所々に名著を紹介してくれます。ぶっちゃけ、本について疎い私でも知っている本が何冊か出てきました。

タイトルの付け方や、話の内容からして、続編をどんどん出していける内容と感じました。
出来れば続編を出して欲しい!

欲を言えば、優しい雰囲気は変わらないまま続編希望ですw


この話に出てくる図書館のような職場に就職したいと思わせてくれます。
スポンサーリンク

総評

いつもの総評です。


読みやすさ:★★★★★
ボリューム:★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★
総合評価:★★★★★


めちゃくちゃ読みやすいです。ぶっちゃけ、図書館とかホスピタルとか想像しやすい場所が題材であることや、主人公の「元気があれば何でもできる」というざっくりとした性格もあるかもしれませんが、細かい心理描写みたいなものがないので読みやすいです。


ボリュームについて、読みやすいがためにちょっと短いなと感じました。
気軽に読む書籍、息抜きでサラッと読みたいといった感じです。


三萩せんやさんの本は表紙が苦手です(´・ω・`) 図書館ホスピタルはギリギリOKなんですが。。。


娘に「女の子の本読んでるの!?」と言われてしましたw
Amazonの著者ページを見ると…確かにそう言われてもおかしくないですね。。


ただ、読みやすい本が多そうなので他にも読んでみたいとは思います。

この本をオススメしたい人

私が思うこの本をオススメしたい人はというと…
  • 穏やかな気分、優しい気分になりたい人
  • 癒やされたい人
  • ちょこちょこ紹介される名著を知りたい人
といった感じでしょうか。
とにかく優しい気分になりたい人にオススメです。



ドキドキ感、スリル感、、、ゼロですw



文章もラノベに近いのでかなり読みやすいと感じました。
その代わりあまり情景が浮かばないというのもありますが、優しい感情はよく読み取れました。

サラッと軽く読む本として、また、心が洗われるような気分に浸ることが出来るので、ちょっと疲れた時に読むのもいいかもしれませんね。



何度か読み返したくなるような本でした。

↓↓↓ブログランキングに参加しています。m(_ _)m ↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ