色はオレンジ。…と公式サイトで書かれていますが、実際は朱色っぽいですw
本体も使い勝手もとても気に入っているのですが、最近になってカメラの写りが変だなと気が付きました。
どう変かというと、ただ撮影しただけなのに勝手にソフトフォーカス効果(白い靄)がかかってしまうような状態になってしましました。。
その時に行った対処法などを書きました。
原因はなんだろう…
最近、ブログの写真はスマホで撮影することが多いのですが、スマホを購入した時のカメラの写りと比べて妙に全体的に白っぽく写るようになってしまいました。最初は気のせいかと思っていたのですが、特に最近は白っぽさが目立つようになってしまいました。
それに気がついたのは、画像を編集している時に妙に白っぽくて解像感がない写真が多いなぁと感じたことからでした。
が、私に白く写り始めるといったことの原因がすぐに思い浮かぶはずもありません。
常に幽霊が写っているとかw?
今のスマホすべてに言えると思うのですが、基本的にレンズカバーがついていません。
なので、使い方にもよりますが、どうしてもレンズに傷がついてしまうんですよね。
けど、普段使うレベルでの傷で写りに影響が出てくるとはあまり思えません。
今回の場合、レンズを見る限り傷だけでなく何か変な汚れ方してるなと気が付きました…。
写真にはうまく写っていませんがこんな状態です。
傷しか見えませんね(´・ω・`)
2枚目と3枚目がギリギリ見えるような見えないような…。
写真では見えないですが、、変な汚れ方をしていたのです。なのでまずはティッシュで拭いてみました。
…変化なしw
傷が消えるとは思っていませんが、よくわからない汚れが落ちるかなと思ったのですが落ちませんでした。
ものは試しということで、除菌ウェットティッシュで拭いてみました。携帯用のがあったので、それでフキフキ。 …全く変化なし。
ここまでやってこれって汚れじゃないんじゃ…と気付きました(´・ω・`)
が、変な汚れ方で気になったので調べることにしました。
すると…
同じような人がたくさんいました!
しかも私の持っているXperiaばかり(´・ω・`)
どうも原因は、カメラのレンズ箇所にあるプラスチック部分のコーティングが剥がれていることでした。
通常は、傷が付きづらくするためのコーティングなのですが、摩擦であったり普段の使用でコーティングが剥がれていき、そのコーティングとプラスチック部分が変に反射してレンズに写っているということがわかりました。
というより結構同じ現象になっている人がいたというのが驚きでしたがw
原因がわかれば対策を…といきたいところでしたが、皆同じ対策をしているみたいなので真似しながらやってみることにしました。
カメラの写りが悪いからスマホ買い替え! という贅沢をしてみたいですけどw
ピカピカにしてみよう!
さて、その対策というのは、研磨剤で中途半端に剥がれたコーティングを剥がした後、自分でコーティングをしてしまうというものです。本当は、カメラのレンズのような繊細な部品には個人でやるべきではないと思うのですが、実際スマホのカメラ程度であれば不器用な自分が行ってもそこまで大きな影響がないと考えました。
研磨剤の代用で歯磨き粉を使っている人が多いのですが、私は技術不足を補うために研磨剤を買うことにしましたw
というよりも、歯磨き粉のつぶつぶは結構大きいイメージがあるので余計に傷ついちゃったら嫌だなというのが本音です。
多分、粒が硬すぎないから平気だとは思うのですが(´・ω・`) まぁ…自信がないからまずは道具をちゃんと揃えようといった感じですw
というわけで購入した研磨剤はこちら。 プラスチック用&模型用の研磨剤です。極力失敗はしたくないため、粒度の細かそうなものを選択しました。
その分時間がかかりそうです(´・ω・`)
あとは、研磨後に使用する、コーティング剤です。こちらも同じメーカーのものを選択しました。 これも模型用なので問題ないと思い購入。
あとは綿棒、もしくはメガネ拭きがあると作業が捗るはずと思い準備しました。
より綺麗に仕上げたい場合は、専用のクロスもあります。 このクロスは目が細かいので、研磨剤やコート剤が繊維の中に入り込みにくく効率よくできると思います。
研磨&コーティング
いつもどおりバッチリAmazonから届きました。今回はスマホではなく一眼レフで撮りましたよw
開けるとバッチリ入っていました!
まさかのピンぼけw ピンぼけと言うより手ブレ? 何年一眼レフカメラ使ってんだって話ですねw
セラミックコンパウンドの裏面を見てみます。
嬉しいことに“Made in Japan”。
光沢塗装や、透明プラスチックに対しての使用目的に適していることから粒度の細かさが伺えます。
また、水で洗い流せるというのが嬉しいところ。私の使用しているXperiaは防水なので躊躇なく洗えますw
次にコーティング剤。
凸凹部にポリマーを埋める役割をするのですが、私の場合はこれ以上傷が増えないようにコーティングする目的で購入しました。
また、傷が結構深いので、それも埋めることができたらと。
さて、道具は揃いました!
初めての研磨作業、うまくいくか心配ですがやってみます。
研磨作業
いよいよ研磨作業です。まず初めに綿棒に研磨剤を少量付けます。例えが難しいのですが……直径1mm程度の大きさでしょうかw
白と白なのでわかりづらい(´・ω・`)
研磨剤をつけた綿棒をレンズ部につけて優しく擦ります。
力を入れ過ぎで傷がついちゃったら嫌ですからね…そんなこと無いと思うんですけどねw
研磨剤なのですが、ザラザラ感がほぼなくて、本当に研磨されているのかなといった感触でした。
30秒~1分程度磨いて、ティッシュで拭きとってということを繰り返しました。
蛍光灯に反射させながら撮影したら、赤色が白く写ったというw
変なまだら模様になっていたコーティング剤を取り除くことができました。
が、傷はかなり残っていますが深い傷なのでどうしよもなりません(´・ω・`)
削り過ぎは取り返しが付きませんからね…。
むしろ傷が目立ったw?
ただ、表面の中途半端に禿げ上がったコーティングは取れました!
初めて研磨したのですが、少しずつ綺麗になっていくのを見ると気持ちが良いです! 特に、ティッシュで拭きとった後に見るとよくわかります。
これで元からされていたコーティングが素っ裸の状態になりましたw
この段階で、カメラを起動して画像を確認してみると
めちゃくちゃキレイ!!
あまりに綺麗なのでここでやめてしまおうかとも思ったのも事実ですw
これでもいいと思うのですが、今回は傷がつきにくくなるよう&傷を埋めるためににコーティングも行います。
コーティング作業
さて、ここからは傷を防ぐ&埋めるための作業です。今回は余っているメガネ拭きでコーティングしました。繊維の目が細かいほうがよりうまく傷に馴染むかなと。直接レンズ部にコーティング剤を1適垂らして、メガネ拭きで塗り広げていきます。
正直1敵でも多いくらい。というか、1滴だけ垂らすのが難しかったりしますw
磨いているとすぐに乾くような印象を持ちました。
なので、乾いたら同じことを繰り返し行います。
なんとなくですが、コーティングで層を作ったほうがいいような気がしてw
私は「塗る→乾かす→拭き取る」を5回くらいやりました。
結果…
傷が増えているかのようにも見えますが、表面が滑らかになったのは間違いありません。
写真で写すのが下手なだけ(´・ω・`)
うまく撮影できないとマクロレンズが欲しくなる。。。
けど腕がないから上手く写せないかもですけどねw いや、、、道具さえ良ければ…w レンズ部の表面は少しテカリができました。うまくコーティングできている証拠だと思います。
爪にマニキュアのコート剤を塗ったような感じに仕上がりました。本当はもっと傷を埋めつつコーティングしたほうがいいのかもしれません。
比較画像
実は研磨前に同じ被写体で写真を写していました。同じものを写して見たところ…
かなり綺麗になりました。
編集としては両方共、
- トリミング & リサイズ
- モザイク加工 & 文字入れ
- exif削除
それでこの違い!!
何か白っぽいものがボヤっと写っていた写真が、カリッと写るようになりました!
効果絶大です。
私のような素人でも簡単にできちゃいましたw …いや道具がよかっただけだと思いますがw
まとめ
自動的にソフトフォーカスされていたカメラがクッキリハッキリ写るようになりました! これは満足度高いです。あとで思えば、レンズ周りを養生テープなどで覆ったほうがよかったかもです。
研磨剤やコーティング剤を買うのが高い! という人は、研磨剤は歯磨き粉でやれば大丈夫だと思いますがお薦めはしません(´・ω・`)
また、コーティングは必須ではなく、傷がついたら磨けばいいですからねw
ただ、「研磨=表面を削りとっている」ので、どんどん摩耗していってしまいます。
なので、このようなことは一時的な措置という認識の元でやるほうがいいと思います。
もしコーティングしないのであれば、傷から守るために保護シールなどを貼ったほうがより長持ちすると思います。
スマホのカメラで白く写ってしまう人、是非参考にしてみてください
コメント
全く同じ状況に陥りました。
記事、参考になりました。ありがとうございました!!
スナフキンさん〉
コメントありがとうございます!
Xperiaは徐々に白くなっていきますよね(´・ω・`)
レンズむき出しだからしょうがないのかもしれないですね。。
お役に立てて良かったです!