最近仕事が忙しく、週末しかブログを書くことが出来ないので、連休だと下書き含めてたくさん書くことが出来ます!
ネタはどんどん溜まっていっていますが、ちょびっとずつ消化しますよ!
今回は書籍レビュー。
読了したのが、2019年5月5日なのですが、後で振り返ってみるとこの本は子供の日に読む本じゃないなと後になって思いましたw
冲方丁さんの本は以前にも読みましたね。
【書籍レビュー】天地明察 ‐ 冲方丁
先日、図書館で本を借りることと、卓上ライトを購入したことを書きました。この時に書いた卓上ライトですがバリバリ現役で働いています。というか、既に壊れていたら、すぐにブログに書いてると思うんですけどねw そしてついに記念すべき最初の一冊を読み終...
きちんと読んだ本の1つで、レビューのはじめとなった本なので結構頭に残っています。
今回はそんな微妙に思い出のある著者さんの本です。
今回読んだ本と選んだ理由
今回読んだ本はこちら!十二人の死にたい子どもたちです。
これ、タイトルの付け方からなんとなくどんな話なのかなというのが想像できますよねw
結論としてどう収束させるのかなというところが読む前から気になりますが(´・ω・`)
今回この本を選んだのは、著者さんが冲方丁さんであること、タイトルから面白そうと感じたことです。
冲方丁さんの本は上にも書いたのですが、最初のレビューのときに知人から勧められて読みました。
そのときにかなり楽しく読むことができたので今回も楽しく読むことができるかなと思い選びました。
それに加えて…通勤時に電車で読んでいる人を見かけ、少し盗み読みをしたときにおもしろそうだと感じたからというのもありますがw
しかも「子供」、「死」を並列で並べるタイトルでかなりギリギリを攻めたタイトルだと思いどんな結末になるのかなぁと思い読むことにしました。
簡単な本の紹介
まずはAmazonからの引用。廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。ジャンル的にはサスペンスです。大人が全く登場してこないサスペンス。
建物に入り、金庫をあけると、中には1から12までの数字が並べられている。
この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にとり、「集いの場」へおもむく決まりだった。
初対面同士の子どもたちの目的は、みなで安楽死をすること。
十二人が集まり、すんなり「実行」できるはずだった。
しかし、「集いの場」に用意されていたベッドには、すでに一人の少年が横たわっていた――。
彼は一体誰なのか。自殺か、他殺か。このまま「実行」してもよいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、子どもたちは多数決を取る。
不測の事態を前に、議論し、互いを観察し、状況から謎を推理していく。
彼らが辿り着く結論は。そして、この集いの本当の目的は――。
性格も価値観も育った環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。
俊英・冲方丁が描く、思春期の煌めきと切なさが詰まった傑作。
12人が集まり一緒に自殺するはずだったのが、13人と謎の人物が存在してしまったことで、話し合いが始まり、集まった人たちの境遇が判明していきます。
感想
一気読みしました。最後の方は少し複雑になったなと感じましたが、多分私の読解力が足りないんですよねw
ただ、社会への問題提起になる部分もあるかなと感じました。
十二人の死にたい子どもたちがでてくるが、全員何かしらの特徴・境遇をもっておりそれをすべて出し切っていると感じました。
総評
総評です!読みやすさ:★★★★★
ボリューム:★★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★★
総合評価:★★★★★
久々(?)の満点!!!
サスペンス、スリラーっぽさがちょうど良かったです。
最後の方は話が複雑になってくるので、最初のページにあった地図を見ながら読み勧めたり。
章が変わるたびに全員の視点があるのが面白かったですね。
できればストーリーが終わった後の続編も読みたいと感じました。
天地明察同様、非常に楽しく読むことができたが、少し私には難しいと感じたがただ難しすぎるというわけではないので、また冲方丁の本を読もうと思いました。
今はアマゾンプライムで動画を見ることができますよー!
ちなみに私はこれを書いている途中、7月にあった4連休に見ました!
この本をオススメしたい人
- 12人の死にたい子どもたちの最後が知りたい人
- 冲方丁ファン
多分、結末は読む前からなんとなくわかるかもしれませんが、最後にいたる過程を楽しみながら読み進める感じかなと思います。
後は、、、冲方丁ファンw
結構私自身、冲方丁さんの書く本が好きだなと感じています。
が、私にとってはちょっと心の準備が必要なので、タイミングをみてまた冲方丁の本を読もうと思っています。
気になる人は読んでみてくださいねー!