【書籍レビュー】ラストナイト – 薬丸岳

読む本がかなり溜まってきております。



…いつもなんですけどねw


読むのが遅いとかではなく、いざ読もう! という読み始めが遅いんですよね(´・ω・`)

ただ、もっともっと色々な本を読んでアウトプットしたいと思ってるのでガンガン読みますよ!


…全然アウトプットがうまくならないのが最近の悩み…


特に今回は、、、かなり内容が薄いかもです(´・ω・`)
理由は…読んでから既に半年以上経っているから…

今後はそんなに長い間レビューされない本をなくさないようにしていかないと!

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今回読んだ本と選んだ理由

今回読んだ本はこちら!



以前にも同じ著者の本を読みました。



この本を読んだ時、この人の書く文章は面白い! と感じたので、他の書籍も読んでみたいなと思ったことがキッカケで選びました。


かなり上から目線ですが(´・ω・`)

まだこれ含めて2冊しか読んでいないですが、結果から言うと…他の本も読んでいきたいと思うような内容でした。


簡単な本の紹介

目次を見てみると…普段あまり見ない目次のタイプ。



これ、登場人物ごとに目次が出ています。
と同時に、視点がその目次の人になって話が進んでいきます。



それぞれの登場人物が見事に絡み合い、話が重複する箇所もあるのですが、背景がよりわかった上で読ませているといった感じです。


話が重複した時はちょっと気になりましたが、

より深く話を読み込むことができるようにとの著者のはからいなのかなとも感じました。


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感想

様々な登場人物が出てきて、話が絡み合うのですが最後まで気になり続けました。
また、描き方がとてもうまく、重く複雑な話なのに複雑に感じさせない著者のテクニックに脱帽です。



全体的に切ない話というか、主人公の不器用さが目立った話でした。



個人的には悲しい話とか、暗い話はそこまで好きではないのですが、このラストナイトは最後まで読んでも嫌な感じはありませんでした。


多分、最後には読み手にとってスッキリする形で終わったからかなと思います。

総評

毎度毎度の総評です!


読みやすさ:★★★★★
ボリューム:★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★★
総合評価:★★★★★


★5つ!!



最後までどうなるのかと思わせられました。
重い話にもかかわらずびっくりするくらい読みやすいです。


重い話って私の場合、途中で挫折したり読みたくない…と思ったりするのですが、ラストナイトはむしろ先が気になって早く読みたい、結果が知りたい、主人公はどうなってしまうんだろう…と最後まで気になっていました。



ボリュームは…もう少し多くてもよかったです。


もっと長く本の世界に入っていたかったですね。
薬丸岳さんの書く書籍は私にあっているんだと感じました。

この本をオススメしたい人

  • 重く悲しい話が苦手な人
  • 変わった構成の小説を読みたい人

このラストナイトは重く悲しい話になるのですが、あえてそんなストーリーが苦手な人に読んでほしいなと思います。


私自身も自分から進んで読みたい! と思わないのですが、話の進め方がうまく、サラサラと読むことが出来ました。


というか、読み始めたら没頭してしまったと言ったほうがいいかもしれません。


登場人物ごとにそれぞれの視点で描かれるのですが、それが私にとっては新鮮でした。


何度も同じ表現が出てくるのですが、むしろ話をより深く知れたような気分になりました。


やっぱり薬丸岳さんの小説は面白いと再認識しました。

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これからもたくさん読んでいきたいと思っています!


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