【書籍レビュー】レジまでの推理 本屋さんの名探偵 – 似鳥 鶏

今回のレビューは、推理小説です。


もう数年間レビューしているのですが、やっぱり好みのジャンルが多くなってきますねw


新しい分野も少し開拓していこうとは思っているのですが、、、やっぱり偏る。。

まぁ、、、読みたい本を読むのが一番だと思っていますしねw

今回レビューした本は2018/09/22に読みました。
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今回読んだ本と選んだ理由

今回読んだ本はこちら!!



レジまでの推理 本屋さんの名探偵」です。


著者は似鳥 鶏さん。

実は名前だけ知っているんです。というのは、私が読む本を探す時に参考にしているサイトがあって、そのサイトで結構名前が出てくるからです。


本当に名前だけしか知らないのですが、結構珍しいというか、インパクトのある名前なので覚えていましたw


調べてみたらゴリゴリの推理作家さんでした。

とりあえず読みやすそうなもの、身近そうなものという基準でこの本を選びました。

簡単な本の紹介

短編が4つ収録されていました。
流れとしては、本屋で起きる事件を解決していく話です(大雑把すぎるw)


本屋で使われる専門用語がところどころ出てくるのですが、都度注釈で説明しています。



その説明が、センスある説明文で楽しく読めます。




なんというか、、、センスの塊の注釈。


そこにそんなに力を入れるかというほどのw
主人公は店長になれそうなバイトリーダー。




店長さんがかなりキャラが濃い、というかライトなサイコパスって印象を受けました(´・ω・`)

登場人物がバランスよく癖があり、私好み



かなりあっさりとした話が続くのですが、最後の話はうーんと考えさせられるというか少し重い話になってちょっと驚きました(´・ω・`)

感想

ラノベ!? といった感じのライトなミステリーでした。
最後のちょっと重めの話も、しっかりとミステリーになっていました。



ただ、ちょっと説明や言い回しがちょっと分かりづらく、頭の中でイメージを沸かせるのが少し難しかったです。



…注釈は面白かったんですけどねw


店長さんの発言や存在がかなり物語を自由に操っていたという印象です。

本屋さんの裏側の話が結構あって、とても興味深く読めました。

総評

読みやすさ:★★★★
ボリューム:★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★★
総合評価:★★★★

★4つ!

全体を通してバランスよく組み立てられていると感じました。

結末も自分が思っていたものと違ったのもよかった!

やっぱり推理小説は、自分が思っていたものと違うほうが楽しく読むことができますよね。


推理小説メインで書かれている著者さんなので、他の書籍をもっと読んでみたいと思いました。

この本をオススメしたい人

  • ライトな推理小説を読みたい人
もうこれに尽きます。
ラノベのように軽く読むことができるのであっさりと楽しめます。


最後は多少重いですがw


途中まで注釈など軽快に書いていたのに…と感じた結末なので、個人的にはとても楽しめました。

また身近なもの(書店)を題材としているので、自分の中で想像しやすかったのもよかったです。


気になった人は一度読んでみてくださいねー!
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