といっても、お正月に書いたものはこれが最後。
今年のお正月は私自身は…全く外に出ませんでした(´・ω・`)
両親への連絡も20分くらいグーグルのハングアウトを使って子どもたちに電話させたくらい。
ハングアウトなのは、電話番号なしでも使うことができることと、両親に前に使い方を教えたので使えるからです。
子どもたちが中学生になったらスマホをもたせようかなと思っていますがもう少し先ですね(´・ω・`)
実は2020年の最後にスマホ(キャリア)を変えたのですが、その話はまた別の機会に。
では、2021年最初の書籍レビューです。
が、読んだのは2019年7月27日。
ついに二年遅れになりそうな勢いですね。。
今回読んだ本と選んだ理由
というわけで今回読んだ本はこちら!今回の本を読み終えたのは2019年の7月27日なのですが、読み終えた日の前日からドラマ化してました!
土曜ドラマ9「W県警の悲劇」:BSテレ東
BSテレ東 土曜ドラマ9「W県警の悲劇」7月27日(土)スタート!毎週土曜夜9時放送!BSテレ東×ホリプロが強力タッグ!新・サスペンス女王 芦名星が初主演!女が怖くなる極嬢(ごくじょう)サスペンス!あの実力派女優たちが女のバトル!
が、もちろん読み終えたときには知らず、このブログを書いているときに知りましたw
しかも主人公である芦名星さんが2020年になくなるという。。
結構好きな女優さんなので残念でした。
こちらの本を選んだ理由は、表紙の派手さとタイトル。
B級っぽくちょっと微妙かなというタイトル、中身が全く読めない表紙と謎めいた感じが気になり読んでみたいと感じました。
簡単な本の紹介
いつものごとく、Amazonから引用。警察官であるより前に、一人の人間として、常に正しくありたいんだよ――このあらすじでは分かりづらいですが、女性蔑視の風潮を変えようとする主人公で女性警官が活躍するミステリーです。
「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。
W県警初の女性警視へと登りつめた松永菜穂子は、彼にある極秘任務を与えていた。その最中の、突然死。
事故かそれとも……。事故として処理したい菜穂子の胸中を知ってか知らずか、熊倉警部の娘が事件現場についてあることに気づく。
『絶叫』『凍てつく太陽』の著者が贈る、ネタバレ厳禁!前代未聞の警察小説。
6編の短編(連作短編)で別の話が展開されるのですが、同じ警察署での話なので、人物自体は同じ人が出てきてちょっと「ん?」と感じるところがありますが、それがわかってくると楽しめながら読めました。
感想
これ一夜でサクッと読み終えてしまいました。一話完結型かと思いきや連作短編(と言っていい気がする)でした。
トリックも気持ちの良い練られ方をしたものもあれば、、叙述トリックもあったりとバリエーションに富んでいて楽しく読むことができました。
一冊で推理要素が色々と散りばめられていてかなり楽しめました。
やっぱり推理小説は、自分が想像したものと結果が違っていると楽しく読めますね!
総評
読みやすさ:★★★★ボリューム:★★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★
総合評価:★★★★★
★5つです!
楽しく読めました。
全体を通して登場人物が多かったり、それぞれのキャラクターが薄くてもなぜか印象に残る書き方をしているところが凄いです。
最初の話で立てたフラグをしっかりと最後で回収するのも個人的には好みw
葉真中顕さんの他の作品も読みたくなりました。
葉真中顕 - Wikipedia
…多分また間違いなく読みますねw
この本をオススメしたい人
- 連作短編推理小説を読みたい人
短編推理小説って結構あっさりですが、W県警の悲劇は連作で同じ登場人物がちょこちょこと出てきくるのでかなり読みやすいです。
葉真中顕さんは現代の問題をとことん調べて書かれているようなので、一つの話を読むだけで日本の課題を読んでいるうちに見つけることが出来ますしねw
他にも「政治的に正しい警察小説」という連作短編も出しているようなのでこちらもそのうちに読む予定です。
気になる人は読んでみてくださいね!