【書籍レビュー】殺し屋、やってます。 – 石持浅海

夏が近づくに連れてどんどん暑くなって汗ばむようになってきました。

手掌多汗症の私にとっては汗はいつもかいているからそこまでストレスでもないですけどねw
[多汗症]自家製塩化アルミニウム液を作ったよ!
少し前に注文しておいた塩化アルミニウムが届きました。 何のために購入したのかというと、自分で制汗剤を作るために注文しました。 多汗症? 通販もある、三木染料店で購入しました。 その他薬局でエタノールと精製水を買いました。 私は多汗症で脇や足...
むしろ一年中手のひら、脇、足の裏に汗を書いている方がストレスです(´・ω・`)

多汗症についてもまた改めてブログに書きたいと思っています。


さて今回も張り切って書籍レビューしますよーー!!
この本は2018年09月27日に読みました。
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今回読んだ本と選んだ理由

今回選んだ本はこちら!!



「殺し屋、やってます。」です。


この本を選んだ理由はというと…9割以上はタイトルに惹かれました。



あとは著者である石持浅海さんは聞いたことがあったので、読んでみたいなと思ったのもあります。


どストレートなタイトルでなんとなく話の内容は読めますが、どのように引き込まれるようなストーリにしてた挙げられているのかなと思い手に取りました。


本の良いところの1つとして現実離れしたフィクションをじっくりと自分のペースで楽しめることです。


現実にも存在するのかもしれませんが…私の周りにはいません(当たり前w)
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簡単な本の紹介

物騒なタイトルのこの本、主人公はタイトル通り殺し屋です。

連作短編で、主人公が殺した人がなぜ殺すことになったのかの謎を明かしていく話です。


殺し屋が主人公ってあまり聞いたことのないタイプの小説ですよね。


ただ、メインは殺すまでの道筋部分です。殺す部分はダークすぎますが(´・ω・`)
その道筋部分がかなり練られてる感じがしました。


いつものごとく、、、Amazonの紹介文も引用しますねー!
安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます。コンサルティング会社を営む男、富澤允。
彼には裏の仕事があった。650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」だ。

依頼を受けたら引き受けられるかどうかを3日で判断。
引き受けた場合、原則2週間以内に実行する。

ビジネスライクに「仕事」をこなす富澤だが、標的が奇妙な行動が、どうにも気になる。

なぜこの女性は、深夜に公園で水筒の中身を捨てるのか?
独身のはずの男性は、なぜ紙おむつを買って帰るのか?

任務遂行に支障はないが、その謎を放ってはおけない。
殺し屋が解く日常の謎シリーズ、開幕です。
うん、読みたくなるw

毎回思うのですが、紹介文書いている人のセンスが羨ましすぎる。

感想

もうね、、、かなり好きな部類の小説でしたw


短編でありさくさく読めることに加えて、短い中にもしっかりとしたストーリーがあり、また私の好きな謎解きもきちんとしていました。


短編なので毎回同じ説明が出てきて回りくどいのですが、それを差っ引いても話自体が面白い。 主人公が殺し屋なのになぜか嫌いになれないのは自分でも読んでいて不思議でした。。



予想通りの展開というのがなく、また、最後に謎もスッキリとさせて終わらせてくれるのでありがたいというか、好みです。


面白い!!!

これシリーズ化してほしい…ドラマが作られたとしたら見てみたいなぁ。

総評

総評です。

読みやすさ:★★★★★
ボリューム:★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★★
総合評価:★★★★★

★5つ!!


めちゃくちゃおもしろかったですねw


1つ1つの話のプロットがしっかりとしていて、また、絶対に現実じゃありえない(はず)話なので、次を早く読みたいと感じました。


なにより主人公の雰囲気がかなり私好みでした。

この本をオススメしたい人

  • 殺し屋が主人公の話を読みたい人
なんといっても斬新なのはここ!

普通なら推理しながら殺した人を追い詰めていくというのが一般的かなと思うのですが、真逆ですからねw


私が今まで読んだことのないタイプの小説だったのでより新鮮な気持ちで読めました。
著者である石持浅海さんの本もこれからもっと読んでいこうと思いました。


是非読んでみてくださいね!

…Amazonだと評価が低い…。 やっぱ本は口コミよりも自分で読んでみて合うか合わないかですねー。
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