私自身、仕事ではロジカルシンキングが求められるのですが、あまり得意ではありませんw
なのでそれを補えるかわからないのですが、ラテラルシンキングという考え方を知り、活用したいと思いました。
今回読んだ本と選んだ理由
ラテラルシンキングをもう少し知りたいと思い、今回はこんな本を選びました。正直タイトルだけではどんな本なのか全く想像出来ませんw しかもかなり古い本です。
2004年発売なので10年以上も前です!
この本、実は水平思考ゲームの本なのです。
水平思考ゲームとは、出題者が出す謎を推理する人がヒントをもらいながら解いていくと言ったものです。
出題者は間(あいだ)の抜けた問いを出し、それを推理する人が間を補完しながら解いていくといった感じでしょうか。
結構柔軟な頭が必要で、様々な発想が必要となってきます。
その発想力が水平思考を産んでいくのかなと思います。
簡単な本の紹介
上の説明だけではよくわからないと思います…もっと説明がうまくなりたいものです。なので1問。
一番有名なウミガメのスープの話です。
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
といった問題。
物語として、一番重要な部分が抜けています。
何故か? という箇所です。
このなぜかというのをいろいろ自分の中で想像していきながら考えます。すぐに答えを見る前に色々想像することで頭が柔らかくなるのでしょうか…。
ちなみに私は全然想像できませんでしたw 今では答えをわかってしまっているので、より数多くの問題を解くことが、発想力をより高めることになりそうです。
見開きページにはヒントがあり、別のページに回答が載っています。
一冊全てこのような問題が難易度の記載とともに続きます。
感想
読んでみての感想ですが、かなり楽しく読めました。正解率でいうと1割ちょっととかなり低いですけどねwまた、答えがかなりこじつけのものもあったのは確かですが、問題数を考えるとしょうがないかなとも思ったりします。
実際に頭が柔らかくなったかは知りませんがw
人にもよりますが私の場合は出題された1問に対してあまり時間をかけず、2つ3つ答えを考えたら回答を見るというように読んでいきました。
自分の考えなしに答えだけ見るという読み方は多分全く意味をなさないと思いますw なので必ず自分の予想を立てて読むというのが正しくまた楽しめる読み方と感じました。
その色々考えるということ自体が楽しいんですけどねw
総評
いつものように総評です!読みやすさ:★★★★★
ボリューム:★★★
同一著者の作品を読みたい度:★★★★★
総合評価:★★★★
結構頭を使って読み終えたあと疲れますw が、読書というよりゲームと言った感じで読めます。
問題の回答も納得行くもの、納得行かないものもありますがあたった時は快感でした。と言ってもほとんど当たらないんですけどね(´・ω・`)
脳トレとして読むのがいいのかもしれないです。
ボケ防止になるかもしれませんw
この本をオススメしたい人
- 柔軟な思考を持ちたい人
- 頭の体操が好きな人
- 子供のいるお父さん
実際に頭が柔らかくなるかどうかは別なのですが、楽しめながら読むことができると思いますよ!
同じようなシリーズが他に3つ出ています。私は今回楽しめながら読むことができたので、他のシリーズも読もうと思っています。
本の内容としては多分同じような感じなので今後読んでもレビューしない気がしますが(´・ω・`)